近年、首都直下型地震や南海トラフ大地震の発生が確実視されている中、H28.4.14誰もが予想していなかった『熊本地震』が発生し、ここ長崎でも体験したことがないほどの揺れを感じました。

　そのような中で、災害時は「避けられた災害死」をいかに防ぐことが出来るかが課題となってきます。当院は災害時における初期救急医療体制の充実強化を図るための医療機関（災害拠点病院）を担っており、平時より災害に対する知識や技術を深める活動に取り組んでいます。

今年度も災害マニュアルに沿って院内災害訓練を開催し、災害対策本部の立ち上げや各エリアの傷病者受け入れ体制などの訓練を実施しました。訓練後は色々な問題点が浮き彫りとなり、充実した訓練となりました。今後も職員一人ひとりの災害に対する知識や技術を深めれるように取り組んでいきたいと思います。